2021/01/04(月)2021年明けました&この年末年始の活動(その2)
向かった先は、昨年11月にも行った、ここ。
行ったらやっぱり先客が…(笑)
今回はこんなアンテナでした。
アンテナ自体は前回と同じコメットのHFJ-350M なんですが、ダイヤモンドの三脚アダプターTRS3が手に入ったのでそれを使ってみました。
コレの良いところは、エレメント調整が三脚の首を横に向けるだけでできること。今回はちゃんとアンテナアナライザーも持っていったので、割と調整は楽でした。
…が、結果的に7MHzはチューニングも良く取れて受信もバンバン信号入って来るのにこちらの信号が飛んでいかない、逆に50MHzは最良の共振点がバンド内に全く入って来ないという始末。後者は今なお不可解…(困)
午前中はアンテナ調整と自局の運用をがんばりました。7MHzの成績が前述の通りダメダメだったので、50MHzSSBで1局かそこら交信した後、昼休憩して8J17CALLの運用に備えます。
13時30分から予定通り8J17CALL/1の運用開始。記念局コールの強みと50W出力とが相まって、VSWRが下がらない状況ながらパイルアップの嵐でした。
予定していた1時間経過する頃のタイミングでこちらを呼ぶ局も聞こえなくなったのでQRT。34QSOでした。
少しの時間自局でQSOしてから移動運用セットを片付けて、車載の430FMで応答してみたら、何と11年ぶりのQSOというお相手でした。ハムログ恐るべし。しかし11年前って全く記憶にない。たまの帰省以外は東京に住んでた頃だったので。
自局はノルマ未達なので、明日以降も出ます。幸いまだ時間はあるw
いいロケーションなのでまた来ます。子授け地蔵があるせいか、普通のドライブの車も入れ代わり立ち代わり来る他、アマチュア局だけで5局くらいはいたでしょうか…まさに名所だわ。
《続く》
2021/01/03(日)2021年明けました&この年末年始の活動(その1)
本年も宜しくお願いします。
年末年始の7K1UYJ的活動を時系列順にご紹介。
①TS-790S整備
買ってからもう何年もほったらかしだったのですが、今回やっと手を付けることができました。3台ある(!)TS-790シリーズのうち、古い方2台をドナドナさせるつもりで作業にあたったのですが…ほぼ半月がかりでした。
まずは最も古く(シリアルナンバー的に)サビサビでくっそ汚い(けど1200MHzユニット載ってる)無印から。
ひとまず電源入れてみたんだけど、1200MHz帯どころか430MHz帯でもPLLアンロック。144MHz帯でも出力が5Wくらいしか出ません…
次にドナドナ最有力候補TS-790Sをみてみました。
こちらは定格よりは若干弱めなのかな…?って感じですが40Wは出ています。周波数偏差もアマチュア局としては許容範囲です。
事前測定が終わったところで、バラしにかかります。まずはボロい(苦笑)方からばらして、更に1200MHzユニットの摘出も行います…が、結構状態悪いですねえ。雨が降り掛かってしまったのでしょうか?肝心の1200MHzユニットにも発錆がありました。
1台目を安全にひとまとめにして2台目に着手。しかしこちらは外観が割ときれいに見えたものの致命的な破損が…
なんとサブ側のVOL軸がぽっきり折れてます…しかもSQL軸も曲がってるようです。他にも写真は撮ってませんでしたがヘッドホン端子も首根っこ付近が割れてました…
仕方ないので無いものは1台目の方からかっぱらって交換(ボリュームは念を入れて内部の接点洗浄剤と接点復活剤を投与)。
錆が気になる1200MHzユニットは、一旦バラして丁寧に錆落としをし、鉄部でメッキが剥がれたっぽいところはROVALでシューッ(笑)
本来の色とかなり色味違うけど、いいかw
1990年前後のケンウッドのフロントパネルは、スイッチの押しボタン部の離脱防止になぜかスポンジ(恐らくポリウレタン系)使われてて、コレの経年劣化に悩まされてるユーザーは多数の模様。スポンジの感触など色々確認した上で、ホームセンターで売ってる5mm厚のウレタンシートにしてしまいました。本当は加水分解しにくい材質のが良かったんですが…
ユニット再組み立て、2台目への移植を行い動作確認していきます。やはり1200MHz帯はPLLアンロック。メンテナンスマニュアルの手順に従い、VCOの調整を行っていきます。
そして
アンロック脱出!挙動は安定しているようです。
VCO回路のトリマー取り替えずに済んだ😅
その他清掃など実施しまして、12月31日無事作業終了♪
年明けて1月1日夜に出品手続き完了、あとは入札を待つだけ。
当該出品物
《続く》